春分の日と同じ昼夜が同じ「秋分」の時節です。昔は10月の運動会シーズンに向けて色々な競技練習をしていた時期ですが、今の運動会は春とかまちまち?のようです。秋と言えば「スポーツ」「芸術」とは言えなくなってきているようで少し寂しいですね。しかし、メジャーリーグの大谷選手の活躍をみると、「スポーツ」はいいですね。ポストシーズン是非活躍して私たちを幸せにしてほしいです。
さて、皆さん「彼岸蕎麦」という言葉を聞いたことがありますか?
お彼岸と言えば「おはぎ」などが浮かびますが、最近は「消化が良い」「栄誉バランスが良い」「高血圧などに良い」と健康志向で蕎麦が流行っているようです。
以前、「10割そば打ち体験」をしたときに、忘れないためにかきおこしたメモがあったので記します。興味のある方は一度トライしてください。
<10割そばの打ち方>
赤花そばの里 兵庫県但東町での体験
・粉500グラムの1/3を別にしといて、
指二本を立てて粉を混ぜる
・1/3の水を3回に分けて入れ混ぜる(入れる量は粉の40%~50% その日の天候湿度等を勘案して、粘り過ぎず・乾き過ぎずの手の感覚を経験で覚える)
*3回目頃に指全体、手のひらも?使いコネる(小さい塊になるまで)
・別に、すり鉢で最初に分けていた1/3の粉に熱湯をいれる(140CC前後?)(その時の状況に応じて臨機応変に) 同じ方向にこねる 大きく回す?
・できた塊を2/3の粉と混ぜる そして「こねる」(ここで水分の多少を判断し粉の増量等はOK)*通常のそば打ちでは途中の粉増量は禁
(ここからは通常のそばの打ち方とほぼ一緒の工程)
・空気を抜く 円錐に
・円になったものを綿棒(直径45ミリ)で3回上に伸ばす(端まで伸ばすと切れるので
・30度回転 綿棒3回 繰り返し
・角だし
・綿棒に巻いてのす 90度回転 綿棒に巻いてのす 90度回転・・・繰り返し
・長方形になるよう綿棒で調整
・3枚畳 真ん中で切って重ねる 6枚になる ・切り 包丁は落としながら前へ 包丁を重く感じない感じ
以上簡単な備忘メモですが、ユーチューブ等蕎麦の打ち方は多く掲載されています。是非一度トライしてください。
29日は「鈴屋忌」、江戸の国文学者「本居宣長」の忌日です。「鈴屋」は彼の書斎に鈴が掛かっていたことから命名されたそうです。
当時、長い年月(35年?)をかけて「古事記」の解読を行い「古事記伝」(44巻)を著した方です。
本居宣長は「とてもかくにも、つとめだにすればできるものと心得べし」と言ったそうです。35年研究を継続した方の重い言葉と考えれば納得です。
さて、前節気での9/17の中秋の名月はとても綺麗でした。いつもより大きく「うさぎ」さんが見えたでしょうか?
この世知辛いといえばいいいのか、時の流れが速くなった時代に生きる私たちの年代人は、何処かに時の止まったような鮮明な記憶が脳裏に刻まれているのではないでしょうか?まさに「中秋の名月」はその記憶を呼び覚ましてくれているように感じます。
この播磨自然高原の自然は、夜空を眺むれば幾千もの星の輝きを照らし出し時間を超越した舞台を捧げ続けています。
これからの季節、皆様、都会では味わえない時との出会いを求めて来山していただければ幸いです。