小雪(二十節気 11/22~12/6)

 雪の字がつく節気となりました。2,3日前、当高原では一時雪が舞ったところがありました。風花のような?日中でも明らかに空気が冷たく「冬が来たな」という感じでしょうか?この時期の大山の積雪ニュースも全国的に報じられていました。

 当高原内の「山の家」近くの山茶花の垣根にも大分白色などの花が咲ききれいです。

 11月22日は「いい夫婦の日」。たまにはお出かけ、温泉、イタリア料理、小旅行で観光・懐石料理なんかも良いですね。楽しんでよい1日にしてください。

 11月25日は「いい」「にっこり」から「いいえがおの日」。是非そうありたいと思いつつも世間はなかなかそうはさせてくれません、が、その日だけでも平和に「にっこり」過ごしたいものです。

 11月29日はまさに「いい肉の日」、現在、毎月29日は肉の日でお肉屋さん・スーパーなどでは多くのお客さんで賑わっていると思いますがその中でも本命の日ですね。すき焼きなんか美味しそうですね。

 でも、なぜか坂本九さんのスキヤキソング「上を向いて歩こう」を思い出します。「見上げてごらん夜の星を」なんかもきれいな曲でしたね。

 食の方の「すき焼き」は歴史は浅く、明治になってからでてきたものです。江戸末期から明治初頭にかけての戯作者、新聞記者の仮名垣魯文の「安愚楽鍋」(文明開化の黎明期の風俗文学といわれる)には「牛鍋食わぬは開化不進奴(ひらけぬやつ)」と。猪突猛進というか強引ですね。皆が同じ方向に向くのも怖いような、食の話なら兎も角ですが。当初はネギと薄い鍋に煮立てて食していたそうです。関東では「牛鍋」、関西で「すき焼き」の名前がついてその後全国的に今の「すき焼き」になっていきました。

 かの有名な食通の北大路魯山人のすき焼きの食べ方は、少し厚めの肉を熱くした鉄鍋で焼く。味付けは関西風、醤油・酒・みりんを使います。肉は裏返さず軽く焼いて溶き卵で食する。肉の後にネギ・豆腐と。その後はまた肉に移ります。そして野菜。その繰り返しで肉を堪能するそうです。肉と野菜のごった煮はしない。砂糖は食材の持つ各々の味を破壊すると言っているようです。最初から野菜を多く入れ肉と混ぜると野菜の水分が肉のうまみを消すそうです。コンニャク・シラタキは肉を固くする作用があるので肉と触れないようにすることが大事。これを守ればA5ランクでなくとも並肉が上肉に変身?
 私たちが現在食する砂糖入りすき焼きとは程遠いようですね。魯山人のすき焼きは食べたい量の肉を焼き、食べたい量の野菜を食べるスタイル。

 今年はこの日に魯山人スタイルで是非食べ、だめならいつものスタイルでと・・・。

 なお、とってつけたようで申し訳ないですが、この日は同じく語呂合わせで「いい服の日」の日でもあります。

 播磨自然高原内のスポーツセンター界隈は紅葉が観られます。

 

 


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: