魚上氷(うおこおりにのぼる)

2022/2/13 掲載

立春(一節気)末候 第三候 214日~218日頃

 氷の間から魚が動き始める頃です。 

 どちらかと言うと、温かくなった水面近くの薄氷を通して魚の動き回るのが見えるという感じでしょうか。この「薄氷」は「うすらい」というそうです。うすごおりと読むより品がありますね。

 この地域の春を告げる魚と言えば、漢字のとおり瀬戸内海の鰆、少し明石・神戸あたりになると、なんといっても、「いかなご」、くぎ煮は最高ですね。近年は余り採れなくて、スーパーの小売価格は上昇しているようですね。

 阪神間に住んでいたころ、近所の漁師からキロ1,000円くらいでいかなごを分けていただき、三日連続でくぎ煮を作ったことがあります。家の中はもちろん、外にいてもあのいかなごの香りが漂うほど。おすそ分けしたら喜ばれました。そんな年が3年ほど続きました。2月の寒い時期の我が家の年中行事、季節を実感できる時でした。

 さて、播磨自然高原では、よく見ると梅の蕾が色づき大きくなってきているようです。

 播磨のエリアで「梅」で結構有名なのは、たつの市の御津町にある「綾部山梅林」でしょうか。

 (たつの市のHPで紹介されている記事を引用)

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24ヘクタールの広大な綾部山丘陵に「一目2万本」「海の見える」梅林として西日本一といわれる綾部山梅林。眼下には瀬戸内海国立公園が広がり、瀬戸の島々が一望できる風光明媚な梅林です。

  • 入園料:大人500円、子ども400
  • 駐車場:普通車500円、バス1,500

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 興味のある方は一度訪れてもいいかもしれませんね。行かれるときは、事前に休園の有無、開花状況等を確認されるのがよいと思われます。  もう少し寒さも続くようですが、皆様、お体お大切にお過ごしください。


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