- 2021/12/7 掲載
大雪(二十一節気)初候 第六十一候 12月7日~12月11日頃
播磨自然高原では、朝晩の気温が0度近くになる日もでてきました。
皆様、「水抜き」の必要な方は必ず励行して下さいね。
さて、毎年、大雪の候になると今年も残り少しと・・・。
当高原に降る雪は、ひと冬に1回積もるかどうかですが、雪国は雪かきなど雪との関りが強いです。それが理由なのか、雪には多くの美しい名前が冠されています。雪の状態を「粉雪」「泡雪」「細雪」、枝や葉に積もる雪を「雪持ち」、木の枝からすべり落ちる雪を「垂雪(しずりゆき)」などと、本当におしゃれな言い方ですね。本来は雪を愛でる余裕もないほど大変な除雪作業等が多いのに、否定的なことばっかり言ってもどうしようもない、それならと五感や諦念から生まれたのでしょうか?
また、雪見風呂、雪見酒、雪見障子と雅ですね。深々と降り積もる雪のその静寂さは、心のスクリーンにも映し出されてくるようです。
雪国で育ったものとして、雪合戦、かまくらの想い出、スキー台での竹スキーなど、子供は当たり前のように雪を遊びとして取り入れて暮らしていました。
長い冬が始まり、何か日々の生活が少し重く感じられるようにも、重ね着のせい? 何かと忙しい候、皆様も、風邪などひかずに健やかな日々をお過ごし下さい。