禾乃登(こくものすなわちみのる)

2021/9/2 掲載

処暑(十四節気)末候 第四十二候 92日~96

 稲が実る頃です。

 先週、西粟倉村経由で千種高原のラドン水(他の自然水より保存が長くきく、不純物が少ないから?)を汲みにいってきました。(有料)

 * 宍粟市、作用市は名水の宝庫です。自分に合ったものを探してコーヒーなどに使えば本当においしいですよ 我が家では飲料水・料理用水として使用しています。

 当村は、100年構想で杉を育て森林業を活性化させるなど注目されている村で、よくマスコミにも紹介されています。

 今や、移住者(若者・外国人を含む)も増えており、森林業やその派生で生まれる間伐材を利用した発電所の運営、当木材を使ったデザイン性豊かな家具なども製造販売されるなど、村全体がしっかりとしたグランドデザインのもとに活性化されているようです。

 少子化・高齢化対策にもなりますよね。

 その粟倉村で撮った稲穂の写真を掲載しました。

 本当に頭が垂れてきています。

 上郡町も同様に黄金色の稲を見かけることができます。

 俳句風ですが、故事成語で「実るほど頭を垂れる稲穂かな」があります。

 人としてのあり方を稲穂に見立て「立派な人ほど謙虚な姿勢である」と、かの松下幸之助さんの信条でもあったとか。

 凡人の身は、年を重ねるごとに子供に帰っていくようでとても見習いたくても無理なようです。

 ともあれ、そろそろ新米の季節、自然に育まれたお米に感謝して・・・。

* 西粟倉村の100年杉構想の杉写真です  綺麗に整備されていますね。


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