暦の上では「小雪」となりました。「雪」がつくとおり、全国では初雪情報も多くなりました。この高原では、明け方は3度前後になるところもでており紅葉も急ピッチで進んでいます。
寒くなれば温泉で体を温めるのが一番?家でも生薬等を使った入浴剤でリフレッシュもよいですね。
生薬等の植物成分による諸々の効能とは・・・
コウボク(香木)・・・ リラックス効果 芳香
ショウブ(菖蒲)・・・解毒と利尿効果の活性化
センキュウ(川芎)・・・血行促進と鎮痛
チンピ(陳皮)・・・消化促進
トウキ(当帰)・・・血行促進
トウガラシ(唐辛子)・・・辛味成分(カプサイシン)による血行促進
ユズ(柚子)・・・香成分によるはリラックス効果
ヨモギ(蓬)・・・消化促進、抗炎症作用、リラックス効果
ショウキョウ(生姜):・・・血行促進、抗炎症作用
甘草(カンゾウ):・・・抗炎症作用、抗アレルギー作用
ケイヒ(桂皮)・・・血行促進、消化促進、解毒
血液循環・新陳代謝を高め、皮膚を清潔にする効果があるほか、保湿・保温、ストレス解消、皮膚疾患・肩こり・腰痛・神経痛・リウマチなどの症状緩和にも効果的です。
是非、自分なりの入浴剤を考案してください。
当高原内では山風のあとの落ち葉も結構増えています。
落ち葉といえば世界には知られた公園が多々あります。
例えば、
ニューヨーク・セントラルパーク
アメリカ・ニューヨーク セントラルパークは、秋になると色とりどりの落ち葉が公園を覆い、美しい風景が広がり人々を楽しませています。
ロンドン・ハイドパーク
イギリス・ロンドン の中心にあるハイドパークは、特に、イチョウやカエデの木々が色鮮やかな紅葉を見せてくれます。
ウィーン・シェーンブルン宮殿庭園
オーストリア・ウィーン シェーンブルン宮殿の広大な庭園は秋の季節に美しい落ち葉が見られ、歴史的な建物と自然が一体となった美しい風景が楽しめます。
ニュージーランド・ロトルアの公園
ニュージーランド・ロトルア の公園も、秋になると色とりどりの落ち葉が広がり、自然美を感じることができ、湖や温泉など、リラックスした時間が楽しめます。
京都・東山の哲学の道
京都でいえば、モミジや銀杏の木々が並び、落ち葉が道路を覆う様子が魅力的です。秋風が静かに肌を撫で、色づいた葉が静謐に舞い降りるその一葉一葉にその季節の移ろいの一瞬を感じることができそうです。
そして、落ち葉といえば、岸洋子さんが歌った「枯葉」(ジャック・プレヴェールの詩をもとにしたもの)を思い出します。
そのサビ部分は、
・・・
枯葉よ 絶え間なく 散りゆく 枯葉よ
風に散る 落ち葉のごと 冷たい土に
落ちはてて 過ぎた日の 色あせた 恋の歌を
・・・
岸洋子さんの声と表現の深さが、秋の寂寥感を醸し出しこの歌の悲しみと美しさを漂させています。
12月6日はシンフォニー記念日です。
由来は、1982年に鳴門市文化会館の落成記念で、第1回ベートーヴェン「第九」交響曲演奏会が開催されたことから。第4楽章の「歓喜の歌」の独唱と合唱は圧巻ですね。この「歓喜の歌」は、シラーの詩「歓喜に寄す」からきています。
さて、先日、詩人 谷川俊太郎氏が逝去されました。
あの鉄腕アトムの主題歌も作詞されています。
空を超えて ラララ星の彼方 ゆくぞアトム ジェットの限り 心優しい ラララ科学の子 十万馬力だ 鉄腕アトム
耳を澄ませ ラララ目を見はれ そうだアトム 油断をするな 心正し ラララ科学の子 七つの威力さ 鉄腕アトム
街角に ラララ海の底に 今日もアトム 人間守って 心はずむ ラララ科学の子 みんなの友達 鉄腕アトム
懐かしいですね。そして有名な詩集「二十億光年の孤独」・・・
人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或いは ネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした
・・・
単なる陰鬱さは昇華してユーモアもある詩ですね。
最後の「くしゃみ」なんか、火星人が地球人のことを噂してくしゃみした?
人間以外の生き物は厳しい冬に向けて必死にごはんを食べたり備蓄?して冬ごもりへ準備? 対する人間も益々家の中での生活へとなっていくのでしょうか。
街中では所々でクリスマスソングがなり出しています。あわただしい月、12月へと時は進みますが、真綿色のシクラメンがとても似合う季節でもあります。
皆様方、向寒の候、お体大切にお過ごしください。